集中力を上げる対策(内部要因編)

1 集中力ってなに?

こんにちは、マサヒロです。

今回は集中力に関する改善の紹介です。

ADHDの人は「多動性」という特性から、



  • 落ち着きが無い。
  • じっとして一つのことを長く実行できない。

などの現象が発生します。私も体験しました。

 

職場では机で最優先にやっていることとは別に、頭のなかに

「そういえばあれもやらなくてはならない。。。」

「これも関係するけどどんな内容だっけ。。。」

「あそこにごみがたまってる。。。」

などの考えが意図せず発生してくるのです。

そして何が発生したかというと。

 

「優先しなくてはならないことに時間がかかる」

 

という事が発生したのです。かなりこの性質が強い方はいろいろな期限に間に合わなかったこともあるのではないでしょうか?

 

私は打ち合わせや人の話を聞いている時もこれらのことが思考に割り込んできて、必要なことが把握できなくて損をしたときはとてもがっかりしました。

 

「これはまずい」

 

私は危機感を感じたと同時に、分析を始めました。

 

おそらく集中力とは、

必要な事柄について時間と労力を適切な量を分けずにつぎ込む力

ではないかと思うのです。

 

お医者さんに他のAHDHの人はどのように対策しているのかと聞いてみたところ、

  • 休息を取ること
  • 楽しいことをしてストレスをためないこと
  • 健康的な生活を行うこと

との回答となりました。。。正直、もうやってみたよ。。と思った方もいらっしゃると思います。

私は布団を買い替え、枕を買い替え、リンパマッサージを受けたりして改善を図りましたが、思うように効果が上がりませんでした。

 

そこで、別の方法論として内的要因の刺激に対する対策を試行錯誤してみて、効果があったので紹介したいと思います。

2 お風呂でトレーニング

皆さんは、少し熱いお風呂の中に何分漬かっていられますか?

私はお風呂が好きですが、熱いのは苦手です。このトレーニング前は5分ぐらいしか漬かれませんでした。

それがどうしたの?

と思われるかもしれませんが、私はこのトレーニングを始めてから少して、集中したいときの雑念も減ったのです。

 

熱い湯船に漬かっていると

  • 熱い
  • 体を動かしたい
  • 顔にお湯をかけたい

とか、いろんな欲求が生まれて、リラックスして無心になりたい思考を邪魔してきませんか?

 

私はこれが自分の思考をさえぎる内的な妨害要因に似ていると考えました。

 

そこで、あんまりやりすぎるとのぼせてしまうので注意が必要ですが、ちょっと熱いお風呂に漬かって、自分の無意識な欲求を無視することを始めたのです。

 

集中できたかどうかのバロメーターとしては、自分の深呼吸を数えました。数えている最中にも先ほどのような欲求が思考に割り込んできます。

 

うっそーん

 

と思われるかもしれませんが、場合によっては「時そば」のようにカウントしている数値を間違えてしまうこともありました。

 

しかし、繰り返すうちに10,25,50,70と正確にカウントできるようになり、雑念を浮かべずに

「呼吸を数える」

という事に集中できるようになりました。その後自然と職場でも一つのことに集中することを増やすことが出来るようになったのです。

 

最初は雑念の頻度に驚くと思います。

最近思ったのは座禅と同じようなことをしているわけなので、座禅をする方が健康には良いのかもしれません。()

3 まとめ

集中力を上げることについて、スポーツ選手はある意味プロフェッショナルです。私が聞いたことがあるのは

 

  • 指でまっすぐな線をぶれずになぞれるように訓練する
  • 理想のプレイをイメージトレーニングする
  • 成功するルーティーンを作る

等です。私も試したことがありますが、集中力が向上した実感が得られませんでした。

 

「スポーツ選手独自の方法」と割り切らずに、いろんな方法の中には貴方にあった方法があるかもしれません。

逆に、スポーツ選手がやっていない方法がスポーツの集中力を上げることに結びつくかもしれません。

私が試行錯誤して見つけたトレーニングも、熱いお風呂じゃなくても足湯でも効果があるかもしれません。

 

困っている貴方が、自分に合った方法を見つけられたら嬉しく思います。

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