打ち合わせを減らして休みましょう

1 疲れていますよね?

こんにちは、マサヒロです。

今回は休む時間を作る対策についてです。

社畜、ブラック、子育て、介護、自分磨き、人間関係などなど、、疲れていない人は存在しないといっても過言ではない社会が形成されていると思います。

「いろんな改善をしたいけど、疲れてできないよ。。」

と諦めが頭に浮かぶ方が多いのではないでしょうか?

 

私も夜勤と残業と休日出勤を繰り返し、疲れ切っていました。そのうち3大欲求が大きくなり、過食して嘔吐したり、朝起きれなかったり、お風呂に入るよりも先に力尽きて寝てしまうなど発生しました。



挙句の果てには自宅に通勤時間を削って寝ないと疲れが取れないと考えて、職場で寝泊りして起きたら仕事をするという時期もありました。

帰れたら衣類の洗濯と風呂の掃除、食事は出前かコンビに弁当の日々。

 

久しぶりに学生のときに覚えた英単語を思い出しました。

 

exhaust 動詞 疲れ切る、くたくたになる。

 

不眠症やぎっくり腰になる等体に異変が発生して私は思いました。

 

「これはとてもまずい」

 

今までの対策を試行錯誤するのとは段違いの危機感を、生命の危機を感じたのです。

 

「休まないと死んでしまうかもしれない」

 

危機感を持つと自然と自分を害するものにイライラします。

その中でも一際イライラしたのは、

 

無駄な打ち合わせ

です。

 

「こんな打ち合わせ何の意味があるんだよ。。。」

 

と思ったことがあるのは私だけではないのではないでしょうか?

 

正直なところ、今回の紹介は少しADHDの特性への対策とは距離があります。

しかし、疲れている人たちにとって、疲労を減らし、休む時間を作る対策の参考になれば価値があると思うので紹介したいと思います。

2 打ち合わせ時間の削減

長い打ち合わせは効率が悪いです。

「打ち合わせの回数と時間が長い会社は儲からない」

と聞いたこともあります。

 

私が在籍した会社では毎週木曜日の13時に各係員を集めて15分くらいすり合わせを行う打ち合わせがありました。

4人を15分拘束しているので1週間で60分割いていることとなります。1か月4週間と仮定して、1ヶ月で4時間、1年間で46時間費やしていることとなります。

 

打ち合わせのための資料作成の準備時間を考慮するとさらに時間とエネルギーとお金がかかっています。ちなみに1年間の職員の合計残業時間は圧倒的にそれよりも多いです。

 

打ち合わせの内容としては各係の資料を読み上げるだけの、形骸化しているものとなっており、ムダだったのです。

私はこのことを数字に起こして、同僚を根回しして上司に伝え、半ば強引に撤廃しました。

 

このことにより上記の時間とお金が浮いただけではなく、その分をほかの事に回せたので、日中ずっと外出しなくては出来ないことや、人員が必要なことのスケジュールが立てやすくなり、時間が出来ました。

また、それによる不利益も発生しなかったのです。

 

むしろ、

無駄なことにエネルギーを使わなくて済むようになたので、

疲労が軽減しました。

 

貴方の会社、部活、サークル、団体が行っている打ち合わせは形骸化していませんか?

談笑時間の増加、「実施した」というアリバイ作りのための打ち合わせ、時間消化のための引き伸ばしなど起きていませんか?

3 休憩を入れてみた

皆さんは打ち合わせを2時間ぶっ続けで行い、プロジェクターのスライドを見続けたり、話続けたり、疲れた経験はありませんか?

 

議題を出す人も、それに答える人も疲れたのではないでしょうか?資料作成も大変です。

 

私の親戚には農業を営んでいる高齢な方がいらっしゃいます。

体を動かし続けるときのコツを聞いてみたところ、

「適度に休憩を挟むことで、疲れないようにすること」

が大切なのだそうです。

 

人間は頭を使うときも、体を使うときも、エネルギーを必要とします。私は分単位で打ち合わせに休憩を入れることを行ってみました。

「14時まで休憩」とかにすると、14時5分に戻ってきたりする人がいます。

「13時45分まで休憩」とかにすると、その頻度が減りました。それでも集まらない場合は開始してしまうのがよいと思います。

 

なぜなら、

待つ時間がもったいない

からです。

 

自分の裁量で休憩を挟めないときは、進行役に事前に伝えると、あっさり改善するかもしれません。

誰も何も言わなくても一緒のことを思っているかもしれません。

特に老獪な人は火中の栗を拾いたくないと考えて何も発言しない可能性すらあります。

 

途中での伝え方としては、

「すいません、ちょっとトイレに行きたいので一回休憩を入れませんか?」

とか、

「この部屋乾燥して辛いので、飲み物を準備したいのですが、少し休憩入れませんか?」

とか、

 

生理現象などの理由にしてやんわり伝えましょう。場合によっては、別室にいる同僚に「急ぎの用件」として呼び出してもらうというのも手かもしれません。

 

生産性を上げるために休憩を入れて、飲み物を準備したり、トイレに行ったり、目薬を差したりすると、消耗が減って、効率もよくなります。

 

場合によっては、都合を作って「欠席」してもよいかもしれません。

4 まとめ

 

「この打ち合わせは何時から何時まで」

という会議室の予約や次第に慣れてしまうと、

「時間いっぱい打ち合わせしてよい」

という感覚になり、正常な感覚が麻痺してしまうのかもしれません。

意味が無いことを繰り返すと、さらに麻痺してしまうと思います。

 

私の上司は無駄な読み合わせを毎回する人でした。眠くなってうとうとしている人もいるのに毎回親の敵のように続けるのです。

「何のためにやるのか?」

「必要なことなのか?」

を聞いても「特に決めは無い」と言われました。

 

撤廃を提案しても、「確かに、問題だと思っていたんだよ」と言いつつ、次回同じことをしていました。

妥協して「優先順位の高い議題を先にやるか、議題を減らしませんか?」と提案しても同じ状況がおきました。

 

正直私には理解が出来ませんでしたが、

集まって意見を交わす必要がなく、情報を伝達したり収集することが目的であれば、資料を回覧したり配ったり、アンケートで事足りるのです。

 

自分で伝えても改善されないときは、他の年上の正常な感覚の人を探して、同じ内容を伝えてもらうのが効果的でした。

貴方や周りの感覚はどうでしょうか?休む時間が減らされているかもしれませんよ?

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