1 お財布の中身は綺麗ですか?
こんにちは、マサヒロです。
今回も引き続きお金の話です。
「早くAHDHへの改善体験を教えてよ!」
と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、今回紹介する内容も実は改善に関係しています。
まず皆さんにお聞きしたいのですが、
「お財布の中に何が入っているのか覚えていますか?」
私はADHDの治療をする前は答えられませんでした。お恥ずかしながら、お財布を忘れることすらありました。
ADHDには「不注意」という特性があります。
この特性により良く見られる現象の一つが衝動買いなのです。
通常はお財布に
- 現金
- ポイントカード
- 身分証明書
- クレジットカード
- 診察券
- 保険証
などが入っていると思います。
衝動買いしてしまう人などは、お金の出入りが頻繁なので、現金、クレジットカード、ポイントカード、さらにはレシートが多くあるのではないでしょうか?
衝動買いはお金と時間を無駄にします。
満足感を得てストレスを解消出来るかもしれませんが、一過性になることが多いと思います。
そこで今回、衝動買いを無くすために私が試行錯誤した内容のなかで、すぐできることを紹介したいと思います。
2 口座をまとめる
「お金を預ける金融機関を分散するのはリスク管理の基本では?」
と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、私には利益が無かったので一本化したとろ、
時間ができて楽になりました。
そもそも、なぜ多くの口座を持っていたかというと、学生のときに授業料等の振込みを行う際に手数料がかからないようにするためでした。
振込み先が振り込み元と同じ金融機関であれば手数料が減らせるかもしれませんが、社会人になってその機会はなくなったので、無駄になっていたのだと思います。
私は過去に最大4箇所の金融機関に口座を開設していました。しかし、
全ての通帳を毎回記帳出来ていたわけではないです。
現在はインターネットで自分の口座の状態などを確認できるサービスが発達しました。しかしセキュリティのため、確認するのに時間がかかったり、セキュリティのためのパスワードとIDを覚えたり、管理が大変でした。
これらのムダをなくすことにより、管理が楽になって、時間がうまれたのだと思います。
お医者さんにも言われたのですが、ADHDの人は並列思考、複数の事柄を同時に行うことが苦手です。皆さんも一本化すれば楽になるかもしれません。
もちろん、お金が入る口座を統一すればわずかながら利子も増えると思います。
3 お財布の中身を整理する
本的に、不要なものは持つべきではありません。
なぜなら、不要なものを保有しておくと、それを維持管理するために割かれる場所や時間があるからです。これが本来当てるべき時間や場所を減らしてしまいます。
一時期私のお財布には、
- 過去に別の自治体に住んでいた際の病院の診察券3枚
- めったに行くことのないお店のポイントカード6枚
- めったに行くことのない病院の診察券 3枚
- 有効期限の切れたポイントカード7枚
- 使っていないクレジットカード1枚
- キャッシュカード3枚
- 2枚作ってしまったポイントカード2枚
等などが入っていました。。。。長財布がパンパンです。皆さんも経験ありませんか?
最終的には上記の25枚のカードやレシートは処分しました。
ポイントカードはポイントが残っていれば使い切り、キャッシュカードも口座をまとめて処分です。
割引券が付いているレシートなども見切りをつけて処分です。移動に必要な料金よりも特がなさそうな場合は有効期限が切れていなくても処分しました。
また、残すカードについても、年会費や更新、ポイントのキャッシュバックなどが自動的に行われるものを残すように努めて、自分が行うことを減らしました。
私の実感としては、使用頻度の低いポイントカードでも、少しでもポイントが存在すると
「使わないともったいない」
と考えて、余計な買い物を発生させていたと感じています。
衝動買いに結びつく要因かもしれません。
4 まとめ
上記の二点を行った結果、私は自分の総資産が把握できるようになりました。
これは口座に預けているお金の金額はもちろん、お財布に何が入っているか自然と頭に浮かぶようになったのです。
また、現金の減り方が目に見えて判るので、引き出さなくてはならないタイミングなども把握しやすくなり、急な冠婚葬祭などで現金が必要になっても、ATMに駆け込む時間を確保する必要が無くなりました。
また、購入先を絞って、クレジットカードなどの使い方も工夫したところ、一年間たまったポイントの自動キャッシュバックが7,150円となりました。
クレジットカードはお金の減り方が実感しづらいので、衝動買いを招きやすいですが、対策を練れば現金を使う頻度も減って、現金を入手する手続きや時間を減らすことができると思います。
ADHDで困っている人以外にも、衝動買いをする人はたくさんいます。細かい現金の出し入れは記憶に残りづらいですが、クレジットカードの履歴は残ります。
後で見返すこともできるので、衝動買いの程度を把握するためにも有効化と思います。
ぜひ皆さんの困難解決のご参考になればと思います。
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